2007年12月18日

今は要らない

その壁をつたっていくと眠りついた壁に突き当たる。
適当に遠回りすることよりも、ただぶち当たりたいだけでも、
今はそうしたくない。

そこにはコンクリートっぽい灰色の匂いが微かに漂っていて、
何にも感じさせてくれない雰囲気だけがある。
都合よくその何もない空間で、当たり前のことをしようと
考える。

触れてみたいあの時の過去だけを持ち込むことも可能。
その時の匂いと情熱は草臥れた形で黄色い鞄に詰まっている。
塞ぎ込むように詰まっている。
人差し指で穿り出すのも億劫だ。
どうせ出てきやしないのだから。

何かの拍子に、そっと顔を出す日を待つのも嫌いじゃない。
あの時の暗い事業と生活は乾しあがっていて・・・・
ほんの少しヒビが入っていた。
けど、気付かれないようにした。
よく見るとムッとするぐらいの袋小路のようなヒビ。
そのヒビの入ったビジネスの展開は、資金調達から始まっていた。
事業融資にもコースが沢山ある。
不動産担保ローンから無担保まで・・・・
限度額は実質年率まで微妙に違いがある。
その遠く離れていくビジネスローンの返済計画は、思ったほど上手く
借りることができない。
流れ落ちるように事業ローン審査は落ちていき、
何を失くしたかはしらないが落胆する。
融資を探りあうたびに迷いに溺れていく。
新しい資金調達に巡り合う度に少し浮かれる繰返しでは、
覚束ない毎日を過ごすことになる。


Posted by トチギン at 13:48 │ビジネス傾向